ダークで、表現というか発想がグロいです。
血とか、内臓とか、ちょっとホラーチックなのとか、
ダメな人は注意してください。
















 なあ、俺のかわいいおまえ。

 俺の最後の、最期の願いを叶えておくれ。





       誰かの鼓動。      




 ちゃぷ。

 茶色い液体が、ボーンチャイナの陶器をなで上げ小さなしぶきをあげる。
 
 

 すぐさまテーブルに手をついたおかげで、こぼれずにすんだ。
 ふ、と安堵のため息をこぼす。

 「おいっ、大丈夫か」

 大きな右手が肩に触れ、ジョルノは顔をあげた。
 目の前にはミスタの不安そうな色を浮かべた漆黒の瞳。
 
 (あったかい・・・)

 ミスタの人柄をあらわすような暖かい右手に、自然と口元が緩んだ。
 一方のミスタは、金髪から覗く碧眼がまるでアイスクリームのようにトロけている事を予測できず、
 心臓が跳ね上がるのを止められなかった。
 やばい、と思いつつも、目をそらすことができない。

 しばらく両者共に見詰め合っていたが、突然ジョルノの身体が「ひくり」と小さく跳ねた。


 「あ、あ・・・えぇ・・・・」

 
 「ジョルノ??」

 とてもじゃないがまともとは言えないジョルノの様子に、ミスタの語尾が跳ね上がる。
 瞳を伏せ、苦しそうに胸を押さえるジョルノは、覗き込むミスタから顔を背ける。
 しばらくすると、小さく手をあげ、

 「・・・大丈夫です」

 声だけ微笑んで、ミスタの手から逃れていった。
 ふらつく足元、手に持ったカップから一筋の茶色い液体がこぼれている。
 コーヒーをこぼしていることにも気がつかないジョルノの背中を見つめ、ミスタは小さく

 「チッ」

 舌打ちした。














 『なあ、俺のかわいいおまえ。』



 
 

 
 どくん、どく、どく、どく。



 胸元がざわつく。

 ミスタに触れられ、しっとりとした暖かさに埋もれたと思った。
 でも、そんな事は許されない。

 「ええ、ええ、わかってますよ。」

 誰に向かって話しているのか。

 
 どくどく、ど、ど、ど。

 
 いっそう激しくざわめく胸元が、不安定な鼓動を繰り返す。

 
 息苦しくて、更に強く胸元を押さえつける。
 真っ白な眉間に深い溝が刻み込まれる。
 長いまつげがその白さの上に、くっきりとした影を落とす。

 
 「ほんとうに・・・あなたは・・・」


 不規則な振動を繰り返す体内の何かに、自嘲気味な笑みがこぼれる。


 「わがままな人だ・・・・」






 そう、これは彼の愛。

 彼の、彼の、最後の愛。








 −−−−−−−−−−−−−−−−−−







 こん、こん、こん。



 めまいに耐えられなくて倒れこんだベッドの上で、
 ジョルノはゆっくりと顔だけドアの方向に向けた。
 片目で見上げたドアの向こうにいる人物に声をかけてやりたいが、
 どうも身体が重くて動かない。

 
 こっ、こっ、こっ。


 主張するかのような強いノック。
 苛立ちを感じるその音に、ジョルノは小さくうめくとゆっくりと重い身体を押し上げる。
 鉛のようにすら感じるその腕に、精一杯の力を込めて。
 床にやっとついた足は、まだバランス感覚が戻っておらず、一歩、二歩、三歩目。

 次の一歩で、派手に転んだ。

 

 バキィッ!!!!!!!


 
 膝を打ちつけ、情けなく倒れこんだジョルノの頭上に光がさした。
 乱れた金髪の隙間から頭上を見上げると、大きな人影が自分の前に立膝をついている。
 その人物の背後に、見るも無残な木クズの塊。 
 蹴破られたドアの残骸が、文句を言いたげな蝶番にぶらさがっていた。
 
 廊下の明かりすら、まばゆく見えて。
 光が目を刺し、思わず目を細めた。


 「ジョルノ、てめぇ」

 「・・・ふふ、ミスタ、後光がさしてますよ」

 「もーーー誤魔化されねーぞ!!てめー最近ずっとおかしいじゃねえかよ!!」

 
 ミスタの手が、ジョルノが起き上がるのを手伝うために、細い腰にまわされる。
 その大きな、無骨な、乱暴な、手。
 されるがままに上体を起こされるが、力の入らないジョルノの身体をミスタは左腕で抱きとめる。
 高貴な猫は金髪の髪が乱れるままに、ミスタの腕にその身を任せる。
 その素直すぎる様子に、ミスタの不安はますます募った。

 何が楽しいのか、うっすらと笑みを浮かべるその顔は青白く、長いまつげに隠された宝石は
 まるで夢を見ているかのように鈍い光を放っている。
 まるで、強めのドラッグでトリップしているかのような、顔。
 恍惚とも、病弱とも、虚ろともいえるその表情に、ミスタは場違いながらも醜い欲望が背を駆け抜けるのを感じた。

 いつの間にかやせてしまったジョルノの肩を、ぎゅっと抱き寄せる。

 それが痛かったのか、ジョルノは小さくうめき声を上げ、うつろな瞳でミスタを見上げた。

 「・・・ミスタ?」

 小さく、甘い声。

 「ミスタ、なんで泣きそうなんですか?」

 苦しそうな光を放つミスタの瞳に、ジョルノは小さく小首をかしげる。
 白い、小さな手が伸ばされ、男の日焼けした頬に触れた。

 
 ドッ



 「・・・ミスタ?」


 
 触れた、それが合図だったかのように。
 緩く揺れる世界が一気に反転し、気がつけばジョルノは天井を見上げていた。
 押し倒された、と気がつくのは、それからしばらく経ってから。
 見上げたミスタは、やっぱり先ほどと同じく逆光に照らされて。
 
 (影に、捕食されるみたいだ)

 ふ、と思う。

 (・・・それもいいか)

 ジョルノは再び、笑みを浮かべた。


 
 ぽつ。


 ぽつ。



 つまらない妄想に笑みを浮かべた白い頬に、冷たいものを感じ、ジョルノは突然現実に引き戻された。
 生ぬるい雨に、その瞳は大きく見開かれる。

 「ミスタッ・・・?」

 小さな叫びにも似た声が、かすれながら口から飛び出た。

 「うるせえ」

 「えっ」

 「うるせえよ!!!」

 
 次の瞬間、真っ黒な影がジョルノの身体を覆いこんだ。
 
 生暖かい何かが唇に押し当てられる。
 乱暴で、雑で、本当に食べられてしまうかのような、野蛮な口付け。
 
 吸われ、舐められ、きつく噛みつかれ、息苦しさに目がまわった。

 
 

 どくん、どくん、どく、どく、どどど。



 
 気がつけば、ジョルノの腕はミスタの背中にまわっていた。
 
 首を傾け、より深く、深く、その舌を受け入れるために。
 注ぎ込まれる体液を一滴も逃すまいと、必死にその唇に貪りついた。
 
 

 どん、どん、ど、ど、どく、くっ、ど、どど、



 それと同時に始まる鼓動。
 胸の中にあるはずなのに、耳元でいやに大きく響く。
 自分のものじゃないみたいだ、と思ったところで、ジョルノは再び自嘲気味な笑みを浮かべる。
 そうだった、と。

 心臓はますます耳障りな騒音を繰り返し、不規則な振動に胸が破れそうだった。
 文句を言いたげなその音。
 

 『生きるんだよ』


 そう言った彼もあの時、背中に月を背負っていた。

 
 

 
 









 『ジョルノ』

 気だるさに身を任せていたジョルノは、突然呼ばれ、ゆっくりと上体を起こす。
 窓際に立つ彼は、片手にブランデーを持っていた。
 
 セックスの後に強い酒をほしがるのは、ハタチにしてはオッサンすぎないかと。

 以前から言っているのだが、彼の癖は直らなかった。

 月を背後に立つ彼の姿は逆光でシルエットでしか無かったが、ジョルノは一瞬目を伏せた。
 
 『・・・服くらい着てください、ブチャラティ』

 『なんだ、照れてるのか?』
 
 ジョルノのウブな反応が気に入ったのか、楽しげに跳ねる口調にジョルノはそっぽを向いた。
 彼の視線が自分の上を行ったりきたりしている事に、その時やっと気がついたジョルノは、慌ててシーツを手繰り寄せる。
 彼が逆光なのだから、自分はスポットライトを浴びているようなものなのだ。
 人前に肌をさらすことになれていないジョルノは、顔がじんわり熱くなるのを感じた。

 『なんですか・・・』

 拗ねたような声で恋人を呼ぶと、ブチャラティはその身をかがめ、ジョルノと同じ目線にまで背を落とす。
 
 『なあ、俺のかわいいお前』

 『?』

 そんな風に呼ばれたのは初めてだった。
 新鮮さと同時になぜか不安になる。
 怪訝な顔をしているに違いないジョルノを、ブチャラティは静かに見つめた。
 
 『俺には一生、お前だけだが、お前はきっとそうじゃないんだろうな』

 感情の読めない静かな声が、突拍子もない言葉を綴るので、ジョルノは大きく瞳を見開いた。
 
 『そんな事はありません』

 『俺がいなくなったら、お前は新しい恋を見つけるさ。お前は若い。』

 大きく柔らかい手が、ジョルノの白い頬に触れる。

 『そして、こんなに美しい。』

 『そんな弱気で馬鹿なことを言うなんて、僕の惚れたあなたじゃあ、無い』

 今度は間違いなく怪訝な顔をしているに違いない、と、ジョルノは内心思った。
 肝心のブチャラティの表情はシルエットになって全く見えない。
 その顔の、目があるであろうと思われる箇所を、ジョルノはじっと見つめ返した。

 『・・・なあ、俺のかわいいお前』

 しばらくの間の後、静かな声が再び響く。

 
 『俺にもしも何かあったら、俺の最期の願いを叶えてくれるか』

 『・・・死ぬのはいやです』

 天邪鬼な答えに、ブチャラティの口元が緩んだのがわかった。
 
 『はは、違うよ。死ぬんじゃない』

 
 その言葉の語尾に違和感を感じ、ジョルノの瞳に不安の色が浮かぶ。



 『・・・生きるんだよ。』




 真っ暗なシルエットの奥で、ブチャラティが泣いているように、見えたから。
 
 小さく、ブチャラティが何かを呟いたが、彼の表情を確認することで必死だったジョルノの耳には、
 
 何も届かなかった。








 

 どく、んっ、ど・・・・・・・どど・・・・ん・・・・・んくっ・・・どん・・・どくん




 
 いよいよ激しく乱れる心臓に、ジョルノは狂いそうになりながら胸を押さえつけた。
 それでも唇はまだ、ミスタのそれから離れない。
 しかし、勢いよく抱かれた身体は、同じ強さで勢いよく引き剥がされた。

 紅潮しているであろうジョルノの顔を、ミスタの強い視線が刺す。

 「ミスタ・・・」

 うっとりとした声は、再びキスを強請っている。
 
 しかしミスタはその唇には触れず、その大きな手をジョルノの胸元によせた。
 そして胸元を押さえるジョルノの左手を、乱暴に引き剥がす。
 突然空を掴んだ左手と、不可解なミスタ。
 それに呼応するかのように、心臓がますます暴れ狂う。

 
 (あああ、だめだ!)


 抑えようと伸ばした右手も、あっけなくとらえられ、ミスタの大きな左手が手錠のように二本の細い手首を束ねた。
 
 
 
 (苦しい、苦しい、やめてミスタ!)



 そんなジョルノの心を読んだのか、ミスタの右手がそっとジョルノの左胸、心臓のあたりへ伸ばされる。
 ミスタが何をしようとしているのか直感的に感じたジョルノは、その身を反射的によじった。

 「ミッ・・・!!!やめっ・・・・・・!!!!」

 そんなジョルノの哀願もむなしく、ミスタはその右手で思い切りジョルノの身体をねじ伏せた。
 ろくに食事も取っていない細い身体はいとも簡単にミスタの真下に向き直る。
 

 「ジョルノ、俺」

 ミスタの右手が、ジョルノの胸元に迫る。
 指が、一本、肌に触れた。
 それだけで痺れるような感覚が、ジョルノの背を走る。

 ブチャラティに、初めて触れられたあの夜のようだ、と、甘い痺れに唇が自然と開かれる。

 「ジョルノ、」

 ぽつ、ぽつ。
 再び頬に雨が降る。

 「ジョルノ、俺、お前が好きなんだよ」


 そんな事、ずっと前から知っていた。


 「・・・ミスタ・・・僕を抱くなら・・・」


 もっと優しく。


 そう言いかけたところで、ミスタの右手が、今度ははっきりとジョルノの胸に押し当てられた。

 
 
 

 どん!!!!!!




 まるで威嚇する獣のように、心臓が大きく跳ね上がる。

 ミスタはそのまま、ジョルノの肌に己の手を押し当て、静かに涙を流していた。
 ただ、触れるだけ。 
 服をめくり上げるわけでも、愛撫するわけでもなく。
 ただ、触れるだけ。


 
 





 『なあ、俺のかわいいお前。』




 
 懐かしい彼の声が、頭の中で鈍く反響する。




 『俺の最期の願いを、叶えてはくれないか』



 
 


 

 月を背負ったシルエット。
  
 その姿に感じた、計り知れない不安。恐れ。

 


 『叶えておくれ』





 そう告げてジョルノの胸に手をあてた、

 ブチャラティ。


 泣いているのかと思っていた。



 でも、あれは




 笑っていた。








 ジョルノの目が、大きく見開かれる。

 

 
 (まさか)




 どくん、どくん、どくん、どくん。




 あざけ笑うかのように、規則正しい心音。

 


 
 信じられなくて、信じたくなくて。

 でも、聞かずにいられなくて。




 「ミスタ・・・いつから知ってたんですか」




 
 ぐっ、と。

 左胸の上で力強く握られた拳。

 それが答え。





 「・・・俺は・・・あいつが生きてる頃から、お前だけを見てた・・・・」




 
 静かな告白に、ジョルノは呆然と見上げることしかできなかった。












 

 『ああジョルノ、俺はもう死ぬ』

 
 既に1度死んだ身体は、限界を訴えていた。
 放っておけば、いずれ腐敗が始まる。

 ジョルノは涙を必死にこらえながら、死にいく恋人の手を握った。


 『ジョルノ、俺のかわいいお前。』


 その時、ブチャラティは「あの夜」と同じ呼び方をした。

 そして、ジョルノの左胸に触れる。

 
 『俺をずっと、お前と共に生かせてくれ』


 『ブチャラティ』


 『俺の、最期の願いを叶えてくれ、ジョルノ』

 氷のように冷たい指先が、ジョルノの肌に突き刺さるような痛みを与える。
 弱々しく、ブチャラティは拳を握った。
 最期の力を振り絞ろうとしているブチャラティの手を強く握り、
 ジョルノはそれが最後の役目と、小さくうなずいた。





 
 そうして、最後の力を振り絞って、ブチャラティは最後の「スティッキーフィンガーズ」を恋人の身体に打ち込んだ。




 ジィ・・・




 息絶えた彼のスタンドが、全て消えてゆく前に。

 ジョルノは愛しい人の身体から、既に動かない心臓を取り出して。

 端からぽろぽろと消えてゆくジッパーに、彼のハートを押し込んだ。





 そうして、ブチャラティはジョルノの一部となった。






 不思議なことに気がついたのは、それからしばらくしてからだった。

 自分の心が乱れたとき、激しい感情の起伏があったとき。
 ジョルノの心臓とはまた別の鼓動を感じるようになった。
 もうスティッキーフィンガーズは無いのだから、
 自分の体内でブチャラティの心臓がどのようになっているのかはわからない。
 
 最初の頃は、「まるで彼が生きているみたいだ」と喜びすら感じていたが。

 いつからだったか、それに「意思」があるように感じたのは。


 
 
 (そうだ、あれは、僕が、初めて、ミスタを好きだと思ったとき)



 
 あの時、まるで自分を戒めるような激しい胸の乱れに、倒れこんだ。

 そんな事が、何度か続き、死んだ彼の意思をはっきりと自分の体内に感じるようになっていた。

 嬉しさと、不気味さと、困惑にしばらく眠れぬ夜をすごしたが、ここ最近ではジョルノは「それ」とうまく付き合う方法を心得始めていた。
 
 

 所詮、死人の心臓。


 そう、死人の。


 そう割り切る事も、最近ではできるようになっていた。

 前向きに人生を楽しもうと。
 
 ・・・新たな恋に踏み出そうと。





 だから、ミスタが今夜自分に触れてくれて、嬉しかったのに。



 それなのに。












 今なら、あの時、


 『生きるんだよ』

 と言ったあの後、ブチャラティがなんと言ったかが、わかる。









 『そして、死ぬんだ』






 逆光に、彼の笑みが見える。












 
 (ああ、僕は)


 真実の衝撃を受け入れられない身体が、その感覚をなくしている。
 まるで空に浮かんでいるかのような、非現実感。

 
 (僕は、彼を裏切ったら、)


 初めてその事実を知ったジョルノを、ミスタは静かに見つめた。
 

 (死ぬ・・・・)






 

 「俺ッ、俺・・・お前はずっと・・・ブチャラティの・・・・ものだとっ」

 ぼんやりと現実味の無い意識の中で、ミスタの声が右耳から流れ込む。
 それすら、まともに聞いている感覚が、無い。

 「だって、俺、あいつに言われたんだ」



 『俺は死んでも、ずっとあいつと一緒だ。そう誓った。』

 窓の外を眺める、その勝ち誇った横顔。

 『・・・お前なら、どういう意味だかわかるよな?』

 横目でミスタを確認すると、ブチャラティはこれ見よがしに、満面の笑みを浮かべた。




 




 ブチャラティ、あなたは。






  
 全部あなたの・・・罠だった。








 『何言ってるんだ』


 どく、どく、どくどく、どく。


 

 『嘘を吐いたのはお前だろう?』

 ど、ど、どく、どく、ど、く。




 『嘘を吐いた悪いコには、お仕置きだ』
 
 くん、どん、どくん、どくん、どど、どく。



 
 『・・・愛した男に抱かれることのできないお前』

 どくん、どく、く、どくん、どん。



 『愛したお前を抱けないミスタ』

 ん、どん、どん、どん、どん、どくん、どく。








 


 『なあ、俺のかわいいおまえ。』




 『俺の最後の願いを、叶えておくれ』








 『お前が、一生俺のもので、あるために』








 これは愛、
 
 彼の愛。


 そして呪い。

 彼を裏切った、僕への、呪い。















 


 続く?









 思ったより長くなってしまったので、いったん切ります。
 くらーいし、ブチャラティサイテーですね。
 でもこういう最低な幹部が大好きです。
 粘着性で、根暗で、ストーカー気質な幹部。
 ブチャラティは死して尚不滅。








 
 
 



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